Office

文書作成ツールは、自己の成果を第三者に理解してもらうための、一つの大事なツールです。

文書は、読み易く、理解しやすい内容であることが基本ですが、速く・効率的に作成することにも心掛けなければなりません。

このページでは、Office 2000で説明します。Office 2007以降は、機能が充実したのかしりませんが、画面操作上の継承がなされてなく、使い勝手もよくありません。Office 2007とは別に、Office 2000も後でインストールしなおし同居させています。通常は、2000を愛用しています。

1) WORD

   ➊ コマンド・バーのカスタマイズ

       文書作成でよく使用するコマンド・アイコンを、自身の文書スタイルに合わせて、 カスタマイズす

       る。 以下に、一例を示す。

コマンドアイコン

       カスタマイズは、ツール/ユーザー設定/コマンド で行う。

       上の例は、図形描画も並べているが、編集画面の下側にも移動出来る。

   ➋ 辞書登録

       文書作成時によく使用する語句は、辞書登録しておく。

 

       <例>   ① 技術用語 例

                        電圧 電流 電源 データ   → 「で」 で登録。

 

                   ② 日常用語 例

                        有難うございました。    → 「あ」 で登録。

                        宜しくお願い致します。  → 「よ」 で登録。

 

       キー操作数個で、一発変換出来るので、自身に合わせて登録しておく。

       コマンド 編集/日本語入力辞書への登録 にて登録する。(分類は不要)

   ➌ 絵素登録

       簡単な図形は、図形描画機能で作成する。後々の文書メンテナンスのことを考えると、

       CADソフトを起動して、イメージで貼り付けるよりは、効率的である。

 

       辞書登録と同様に、よく使用する絵素は、絵素ファイルを作成し、並べておく。

       コピー・ペーストで、部品絵素を並べ、結線すれば、簡易回路図も描画出来る。

部品図 電子回路部品

      

       右に、部品絵素例を示す。

2) EXCEL

   ➊ コマンド・バーのカスタマイズ

       WORDと同様に、自身の文書スタイルに合わせて、カスタマイズする。

コマンドバー

   ➋ 関数の追加

       関数は、初期状態において最小限のものしかインストールされていないので、追加のイン

       ストールをしておく。

           1) コマンド・バーの ツール/アドイン分析ツール-VBA を選択する。 

           2) OKをクリックすると、以下のメッセージが出るので、CDをセットする。

アドイン
関数 EXCEL EXCEL関数

           3) コマンド・アイコンの fx で、使用出来る関数が増えていることを確認する。

           4) 16進→10進(HEX2DEC)、10進→16進(DEX2HEX)の変換関数も追加される。

               [ テスト使用 ]

HEX2DEC DEC2HEX

   ➌ EXCEL_VBの活用

       EXCELのデータ処理能力は、実験データの整理・分析に欠かせない。

       実験回路から、PCのUSBポートを経由して、EXCELに直接、データを取り込むことによ

       り、データ・ロガーの役割りを持たすことが安価に出来る。